平和への思いを次世代に

(2016年10月26日)


平成28年度戦没者追悼式

 平成28年度第64回高崎市戦没者追悼式が26日に群馬音楽センターで行われ、遺族らが戦没者へ哀悼を捧げた。
 式辞で富岡賢治市長は「今日の平和でおだやかな生活は尊い犠牲の上に培われている。恒久平和のため、平和の尊さと戦争に悲惨さを次世代に語り継がなければならない」と述べた。遺族の会の川村眞三会長は「悲しみと心の痛みを乗り越えて懸命に生きてきた。後継者育成につとめ、遺族が一致団結し世界の恒久平和のために努めたい」と述べ、戦後70年余を経て、遺族の会の後継者についても言及した。
 次世代を担う若者代表として、佐野中学校の小出君と吉井さんが「世界では戦争や紛争が続き、テロで苦しんでいる人も大勢いる。幸福や希望があふれる世界を実現するため、世界の人々に平和への思いを訴えていきたい」と決意を述べた。
 遺族の代表らによる献花が行われ、閉式した。

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