家族客でにぎわったキッズ広場

(2016年10月31日)

消防局の煙体験コーナー
最高タイムの高崎産業技術専門校。力を合わせて動力ゴムを巻く。
高崎青年経営者協議会が持てる力を投入した超大作。設計図面50枚、車体重量100kgという。

ゴム動力自動車に県内高校生

 高崎市青年商業者研究会(TSK)が主催する「TSKキッズ広場」が30日にもてなし広場で開催された。このイベントは、中心商店街の活性化を目的に毎年開催されており、遊びや飲食が出展し、大勢の家族客を楽しませた。オリジナル缶バッジが作れるコーナーやミニ四駆、白バイ・パトカー、消防車などの展示、乗車体験は子どもたちの人気となった。
 イベントの目玉が、「ゴム動力自動車コンテスト」で、今回は18台が参加した。TSKが定めた安全規定の中で、車両を製作し、70mの走行タイムを競うレース。団体や企業の傘下に加え、県内の工業系高校生、専門学校生の参加が増えており、若者がものづくりに挑戦する機会として意義深くなっている。今回は高崎、藤岡、安中、渋川、太田から高校生・学生が参加した。長い期間をかけて、設計、製作に取り組み、スペックの高いマシンを作り上げ、コンテストに臨んだ。
 動力となるゴムを巻きすぎて切れてしまうなどのマシントラブルも、毎年みられる光景で、何カ月にも及ぶものづくりのドラマが、このコンテストの魅力だ。70mを10秒台で走る好記録が続出する中、7秒45(時速換算約34km)を出した高崎産業技術専門校が優勝した。

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