高崎のことをもっと勉強したい

(2016年10月31日)


第4回高崎学検定

 第4回高崎学検定が10月29日に実施され、86人の受検者が高崎学博士をめざして挑戦した。受検者の最高齢は87歳、最年少は中学2年生。
 高崎の歴史、文化、産業など幅広い分野から4択問題100問が出題された。試験時間は90分で、今年は、ほとんどの受検者が終了時間まで問題に取り組み、高崎学に対する受検者の熱く真剣な気持ちが試験会場にあふれていた。問題文や解答の選択肢に正答を導く手がかりもあるので勉強の成果を発揮できる。昨年は最高点93点で、今年もレベルの高い結果となるのではないだろうか。
 高崎市によれば、申し込み者は96人で、その内、市外・県外は、大阪府、愛知県、石川県など8人の申し込みがあった。
 高崎学検定を受検した動機は「高崎が好きで、高崎のことを深く勉強したい」と声が多く聞こえた。受検者は年配層が多いが、30代、40代もおり、友人同士や夫婦で受検するなど、高崎学検定をきっかけに、市民の生涯学習活動が広がっている様子も見られた。
 今回、最高齢の受検者の男性は「高崎をもっと知りたいと思って勉強しています」と笑顔を見せていた。
 成績が特に優秀な人を高崎学博士と認定し、発表は11月30日(水)を予定している。
 
【受検者の声】
・40代女性(市内)広報高崎で知り、友達が受検するので私も受検してみました。難しかったです。
・50代女性(市内)高崎のことをもっと知りたいと思って勉強しています。難しかったです。勉強が足らなくてわからない問題もありました。
・50代男性(市内)高崎の歴史が好きでした。昨年から受検し、昨年よりもできたかなと思います。過去問題で勉強しました。これはできたという問題、手も足も出ない問題がありました。
・30代男性(県外)高崎出身で、前日から実家に泊まって受検しました。高崎学検定は日本一難しい検定ということで話題になっていたので、受けてみたいと思っていました。高校まで高崎で暮らしていたのですが、高崎のことを余り知らず、勉強しようと思いました。インターネットの高崎新聞や近くの大学図書館に高崎市史があったので利用しました。
・80代男性(市内)高崎をもっと知りたいと思って勉強しています。高崎では、なるほどこんなことがあったのか、こういうところもあったのかということがたくさんありました。勉強してもすぐに忘れてしまうので大変です。

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