中銀アーケードの改築が具体化

(2016年12月15日)

高崎市議会定例会議案書より作成

崩落個所工事

 2014年2月の大雪で崩落した中央銀座通りアーケードを再建する改築工事が始まることになった。高崎市議会12月定例会で改築工事の契約議案が可決された。
 工事箇所は、崩落によりアーケードが撤去された約120mで、来年8月末に完成する予定。
 高崎市は、中央銀座通りを昭和の雰囲気を味わえる街区として再整備する計画をこれまでに示し、崩落したアーケード改築について整備手法やデザインなどを検討してきた。
 改築するアーケードは長さ119・62m、幅員6m、高さ15・35m。工事費用は3億9千万円で、工事契約相手は研屋・昭和建業JV。竣工日は平成29年8月31日を予定。
 高崎市は、アーケード改築工事に並行して昭和の雰囲気を持った商店街整備を進めている。若手飲食店経営者などが出店意欲を示しており、高崎市によればリニューアル補助金などを活用した出店計画は、現在、8軒になっている。
 中央銀座通りや柳川町界隈は、高崎フィルムコミッションの活動により、映画などの撮影に頻繁に使われている場所となっている。中央銀座アーケード通りで若者に絶大な人気を持つグループが主演した映画も撮影され、公開後はファンの聖地となり話題が広がっている。高崎の歴史的な商店街・繁華街である中央銀座通りの再整備は、注目される事業となっている。

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