井上保三郎の伝記を復刻

(2017年02月8日)


井上保三郎翁出世録

 高崎の産業の礎を築いた実業家・井上保三郎(1868~1938)の生涯を記した「井上保三郎翁出世録」が、昨年暮れに有志によって復刻、発刊された。
 「井上保三郎翁出世録」は昭和13年(1938)年に一文字欽也・著、山口謙哉・画によって婦人往来社から刊行された。
 井上保三郎は、井上工業、高崎板紙、高崎水力電気、上毛製粉など30余りの会社を設立し、高崎商工会議所会頭もつとめ、明治から昭和の高崎の産業界を牽引した。保三郎が昭和11年に巨額の私費を投じて白衣大観音を建立したことは広く知られているが、昨年に白衣大観音建立80周年を迎えたことを記念し、「復刻を出版する会(富岡賢治、原浩一郎、石田安利、松井一雄、井上達之助、菅田明則 各氏)」が、保三郎顕彰の意義を込めて「井上保三郎翁出世録」復刻版を刊行した。
 復刻にあたっては、原本の文語から現代語に書き改められ、読みやすくなっている。「井上保三郎翁出世録」は、保三郎の唯一とも言える伝記で、これまで「知る人ぞ知る」隠れた出版物となっており、保三郎の業績を語る上で引用されていた逸話のタネ本。
 この復刻本は関係者に配布された他、高崎市内の小中学校、図書館などに寄贈。

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