タゴスタジオ3周年で見学会

(2017年04月25日)


普段は見られないスタジオ内部

あら町のタゴ・スタジオ・タカサキのスタジオ見学会が4月22日に行われた。同スタジオはプロ専用スタジオとして平成26年3月に開館し、3周年を迎えた。この見学会は、普段は見られないスタジオの内部を市民に知ってもらおうと3周年記念の意義も込めて企画された。スタジオ見学会の開催は、開館1周年の時にも行われ今回で2回目。

訪れた見学者は、様々な有名なミュージシャンが使用したミキサー室やレコーディング室でスタッフの説明に熱心に聞き入り、記念写真を撮影していた。ミキサー室では、スタッフが実際に音源を使って音質を変化させるなど、曲づくりの過程を説明していた。また、廊下の壁にはスタジオを使用したミュージシャンのサインが書かれており、熱心に見入る見学者もいた。

スタジオを見学したいという要望はあったが、レコーディングで使用しているため、見学会を開くことが難しかったそうだ。スタジオを運営する多胡邦夫さんは「一般の方がレコーディングスタジオに入る機会はないので、音楽がつくられている現場を市民に見てもらうことができた」と話し、音楽を身近に感じてほしいと考えている。

タゴスタジオでレコーディングを希望するミュージシャンは多く、音楽でまちづくりを進める高崎市の理念に賛同してくれているそうだ。スタジオは3~4カ月先まで予定が埋まり高稼働となっている。一組のミュージシャンがレコーディングに要する日数は、数日から数週間で、使ったミュージシャンの評価が高いそうだ。

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