歴史クイズで街の魅力を再発見

(2017年05月31日)

問題を手に作戦を練る参加者ら
高崎市の若手職員有志が主催

第5回まちなかステークスを高崎市若手職員が主催

 街歩きをゲーム感覚で楽しむイベント「第5回まちなかステークス(まちステ5)」が5月27日、高崎市の中心市街地を会場として開かれた。若者や家族連れなど9チーム34人が市内外から集まり、まちなかの寺社や建築物などに足を運び、その魅力を再発見した。
 まちステは、2~5人程度のグループが制限時間内にチェックポイントを巡ったり、ミッションをクリアしたりして得た点数を競い合う街歩きゲーム。参加者はチェックポイントを訪れた証しとして、携帯電話で写真を撮影する。訪れる場所は問題として出題され、その難易度や距離に応じて点数は変わる。
 今回のテーマは高崎の歴史。「箕輪龍門寺の住職・白庵が開山した『高崎』の山号を持つ寺を撮影せよ」「大正6年に改築された高崎駅の3代目駅舎の姿が分かるものを撮影せよ」など、「歴史」「交通」「音楽」「商業」「現代」の5つのジャンルから計37問が出題された。
 スタート地点で問題集が配られると、参加者は熱心に読み込み、作戦を立てていた。またベビーカーを押した家族連れのチームが、ゆったりと初夏の散策を楽しむ姿も見られた。
 市職員有志でつくる職員ネットワークづくり研究会(だるマルシェ)が主催。2015年5月に初めて開かれ、テーマやルールを変えながら年2回のペースで実施している。同会の掛川和輝さんは「参加者の『高崎が好きになった』という声が何よりも嬉しい。更に進化しながら続けていきたい」と話している。(G)

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