指定避難所7か所に最大38人が避難 高崎市

(2017年08月8日)


榛名湖町、榛名山町に避難勧告

 台風5号の接近に伴い高崎市は8月7日、市内の指定避難所の全124か所を開設し、うち7か所に最大38人が避難した。

 7日午後7時38分には前橋地方気象台から大雨警報が発表され、土砂災害の危険性が高まったことから、榛名湖町と榛名山町の2地域に避難勧告が発令された(指定避難所は、榛名湖温泉ゆうすげ、上室田小学校)。

 前橋地方気象台が8日午前5時50分に発表した台風5号に関する群馬県気象情報によると、降り始め(7日午前11時)から8日午前5時時までの総降水量(アメダス速報値)は、高崎市榛名山で187.5ミリ、上里見で76.5ミリ。

 現在も台風周辺の発達した雨雲が群馬県にかかり、強い雨の降っている所があり、またこれまでの大雨により、地盤の緩んでいるところもある。引き続き8日昼過ぎまで、雷を伴って局地的に1時間に50ミリの非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みで、8日夜のはじめ頃まで土砂災害に厳重に警戒するよう注意を呼び掛けている。(g)
 

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