女性消防隊も活躍

(2017年09月11日)

自動車内から救出するテロ対応訓練
富岡市長が女性消防隊の全国大会出場を激励

高崎市消防隊総合訓練

 高崎市消防隊の総合訓練が10日にもてなし広場で行われ、高崎市等広域消防局、高崎市消防団、高崎市女性防火クラブ615人が参加した。行進や救急救命、消火作業など日頃の訓練の成果を披露した。消防団員の家族や地域市民などが見学し、統率のとれた訓練に拍手がおくられた。

 テロ対応訓練は、高崎アリーナで爆弾テロが発生したという想定で、自動車内に閉じ込められた人をフロントガラスや屋根部を切断して救助する演習は、見学者から歓声が上がった。

 また軽可搬ポンプ操法では、消防団と学生分団の精鋭で結成された「女性消防隊」がお披露目され、チームワークと士気あふれる演習を行った。女性消防隊は、9月30日に秋田県で行われる「全国女性消防操法大会」に出場する予定で、活躍が期待されている。

 富岡市長は「防災は市民一人ひとりの備えが大切だが、最後に頼りなるのは消防隊の力。これからも市民の安心安全を守っていただきたい」と消防隊に期待を寄せた。

 井草消防局長は「更に訓練を重ね、市民の安心安全のために全力で取り組みたい」と決意を示した。

 また会場では、防火イベントや音楽隊による演奏も行われ、来場した家族連れに防火・防災をアピールした。

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