育休中でも入所可。上の子も継続入所

(2015年10月16日)

保育所の入所要件を見直し

 高崎市は、10月から保育所の入所要件を見直し、育児休業中でも保育所に入所でき、既に保育所に入所している兄や姉=いわゆる「上の子」も継続して入所できるようになった。
 これまで、育児休業中は親が家庭にいるため、家庭で保育できるという理由から、原則として、子どもを保育所に入所させることはできなかった。
 また、「上の子」が保育所に入所している場合は、育児休業の期間が1年を超えると、出産から2カ月後の月末で、「上の子」は保育所を退所することになっていた。
 そのため、育児休業が終わり、職場に復帰する時に子どもが保育所に入所できるか、一度保育所を退所した「上の子」が、慣れた同じ保育園に戻れるかなどの不安から、育児休業を1年で切り上げる保護者が多かった。
 今回の入所要件の変更により、育児休業中も子どもを保育所に預けることができるようになり、また既に保育所に入所している上の子の継続入所もできるようになった。
 育児休業中に「上の子」が退所しなくてはならない入所要件については、保育所の待機児問題と合わせ、全国的な議論となっている。今回の高崎市の要件見直しは、子育ての不安をなくし安心して子育てができる環境整備となる。充実した保育環境を求める保護者層のニーズに応えるもので、高崎市の吸引力につながる。
 一方、ゼロ歳児の保育には行政負担も多い。働く保護者に対する支援が手厚くなり、いわゆる専業主婦として子育てをしている保護者に不公平感が生じかねない。低年齢のうちは家庭で育て、幼稚園に入園させたいなどニーズは多様で、子育て支援新制度のもとで、こうしたニーズの受け皿づくりが進められている。幅広い子育てニーズに応える子育て支援センターや児童館、遊び場づくりの取り組みも益々重要だ。「子育てなんでもセンター」の設置計画なども含め、更なる子育て環境の充実が注目される。

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