前橋高崎演劇フェスティバル2017年開催決定

(2015年10月23日)




前橋高崎連携市長会議で

 高崎、前橋両市長による前橋高崎連携市長会議が倉賀野おもてなし館で22日に開かれ、連携して行う新企画について協議が行われた。山本龍前橋市長は初めて訪れた倉賀野おもてなし館について「予想以上に整備されていて素晴らしい建物ですね」と話し、抹茶と和菓子でもてなしを受けながら館や倉賀野の歴史について説明を聞いた。
 企画会議では、両市の若手職員12名から発案された前橋高崎演劇フェスティバルの開催について両市長が意気投合、2017年度の開催に向けて動き出すことで合意した。
 両市には、地元に根付いた劇団が数多くあり、両市エリアには劇場も多く点在することから、一定期間に集中的に開催することで両市の文化度をアピールし、都市の魅力向上や新たな賑わいの創出に結びつけることを目的としている。
 出演は全て高崎前橋エリアで活動する劇団とし、お得な見放題パスポートの導入も行う予定だ。これまでの個別単独公演からフェス化することで、劇団が負担するコストの削減や裏方スタッフの確保、新たなファンの獲得も見込まれるなどのメリットもある。
 富岡賢治高崎市長は「劇団が充実しており両市民共に力がある。質のいいものにしたい」と話し、山本市長は「テントや公園、前橋の臨江閣などでやっても面白い」と具体的な開催イメージも広がる意見交換がなされた。

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