タイから観光誘客を促進

(2015年10月27日)


高崎と新潟など観光協会連携

 高崎観光協会など上越新幹線沿線の5つの観光協会等が連携してタイから観光誘客をはかろうと、同国の旅行会社とメディアを招き、各地の魅力を紹介する取り組みが10月26日から10月31日まで行われる。
 この取り組みは、北陸新幹線開業に対し、上越新幹線沿線が一体となった対策で、外国人観光客(インバウンド)誘致を促進するのがねらい。高崎観光協会、新潟観光コンベンション協会、湯沢町観光協会、佐渡観光協会、みなかみ町観光協会が連携した。各地の魅力を発信する英語版の共同パンフレットを準備した。
 タイからは旅行会社3社3人、メディア関係2社3人を招請し、1週間をかけて各観光協会のおすすめ観光地を視察する。招請した各社は、実績を持ち、インターネットの日本情報専門サイトとしてタイ国内で人気の高い企業も参加した。各訪問地の魅力を体感してもらい、新たな観光コースづくりに役立ててもらう。
 高崎市には最初の訪問地として26日に到着し、バスで白衣大観音、少林山達磨寺、榛名神社などを訪問するとともに、だるまの絵付けや果樹園での梨狩りを体験した。白衣大観音では胎内巡りも行うなど、訪問先をじっくりと見て回った。榛名神社では、高崎市から説明を受けながら紅葉の渓谷や奇岩に囲まれた社殿など、見どころを写真やムービーで撮影していた。願い事祈願では「何語で書けばいいのですか」と社務の人に質問する場面もあった。
 参加した旅行会社のノングラックさんは「群馬は訪れたいと考えていた場所。草津温泉は有名で、ゴールデンルート(人気のある旅行コース)にも入っている。だるまはタイでは有名で、喜ばれると思う。まだこの視察に来たばかりだが、日本に何度も訪れている旅行客に穴場的な場所になると思う」と話していた。

高崎の都市力 最新記事

  • 株式会社環境浄化研究所
  • シネマテークたかさき
  • ラジオ高崎
  • 高崎市
  • 広告掲載募集中