男子バレーボール・ポーランド 市民に公開練習

(2016年05月25日)



ファンと交流する選手

世界最高峰のプレーにどよめき

 世界でも強豪の、男子バレーボール・ポーランド代表チームの公開練習が行われた24日、午後6時、浜川体育館に2000人の長蛇の列ができた。同チームは、5月28日(土)から東京体育館で開催されるリオデジャネイロ・オリンピック男子バレーボール世界選手権に向けての事前合宿を21日~26日まで高崎市内で行っている。
 練習中は、携帯の撮影や飲食、会話なども禁止され、終始会場は落ち着いた雰囲気で、選手たちは黙々と練習に励んだ。ストレッチから始まり、トス、レシーブを確認した後、本格的な試合形式で行われた。世界最高峰のプレーに観客らは魅了され、アタックやレシーブなどの華麗なプレーには何度も感嘆のどよめきが起こった。
 会場に訪れた市内の30代の女性は「女子バレーをテレビで見ていたので、広報高崎でポーランドチームが来ると知り、学童に迎えに行って息子と来ました」と話し、4年生だという男の子は「球が速くてすごい。中学生になったらバレー部に入りたい」と目を輝かせていた。
 練習終了後には、インタビューが行われ、ステファン・アンティガ監督は「高崎のもてなしに感謝します。リオに向けて、応援よろしくお願いします」と話し、ミハウ・クビャクキャプテンは「駅の近くで寿司を食べ、トロが特に美味しかった」などと話し、高崎での合宿に満足している様子だった。
 見送りのファンが選手の送迎バスの周りを囲むと、選手はバスから降りてサインに対応するなどしてファンとの交流も行われ、バレーボールにサインをしてもらった子ども達は興奮した様子に包まれていた。

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