快晴の榛名湖畔を疾走 榛名山ヒルクライム
(2017年05月20日)
榛名山が見守る中スタートを切る
選手を激励する富岡賢治高崎市長
初日のタイムトライアルに277人が参加
第5回榛名山ヒルクライムの初日となるタイムトライアルレースが5月20日、榛名湖畔で開催された。新緑の榛名山を背景に、県内外から集まった277人の選手がタイムを競い合った。
タイムトライアルは、榛名公園テニスコート近くをスタートし、榛名湖温泉ゆうすげで折り返すと、再びスタート地点に戻る約6.8Kmのコース。榛名湖を約半周する形となり、距離は短いが小さな起伏があり、油断すると後半まで体力が持たないテクニカルなコースレイアウトになっている。
レースに先立ち大会名誉会長の富岡賢治高崎市長は、「榛名山ヒルクライムは国内で2番目の規模の大会となった。これは大会を支えてくれるボランティアや地元住民のおかげでもある。選手の皆さんには、その志を感じながら走ってもらいたい。榛名山も皆さんを見ているので、全力で頑張ってください」と選手たちを激励した。
タイムトライアルでベストタイムをたたき出したのは、招待選手でロードU-23日本代表の面手利輝さん(ブリジストンアンカー)。スタート前は、「ロードレースより緊張する」とやや弱気だったが、参加選手のトップタイムより8秒近く早い、8分46秒383の好タイムで実力を見せつけた。
男子のトップは岩島啓太さん(東京都)で、8分54秒203。女子のトップは村松早苗さん(埼玉県)で10分41秒068だった。
榛名山の麓の大森神社前から榛名湖までを目指すヒルクライムレースは、21日(日)午前7時にスタートする。榛名神社コース、初心者コースなどを含め、約7,600人が参加する見込みだ。(G)