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市街地近郊の山の中のいで湯　高崎観音山温泉・錦山荘／（石原町）

（2014年5月6日）

市街地近郊の一軒宿

　高崎市街地からほんの10分の観音山丘陵、野鳥のさえずる山の中に一軒宿がある。高崎錦山荘である。そこは日常からすぐに解放されるような心地よい空気に包まれていた。
～大正４年から昭和のはじめまで、清水鉱泉と呼ばれ地元の人々に親しまれていた温泉宿。錦山荘はこの「清水鉱泉」を高崎観音山温泉として復活させた。造りは丸太を組んだいで湯風。歴史を感じさせる、重厚な雰囲気を醸し出している。湯船の大きなガラス窓から高崎と前橋の市街を望め、特に湯船に浸かりながら眺める夜景は、街灯りが宝石のように煌めく。遠くには『裾野は長し赤城山』の全貌が美しく広がる～（錦山荘HPより）
　泉質は、メタケイ酸を含有しており、疲労回復や健康増進に効能がある。少し緑色がかった鉱泉で、長く浸かって楽しめる。とろりとしていて、肌にしっとりと馴染む良質の天然温泉だ。

たけのこ懐石（５月10日まで）

　当温泉のお食事処では、５月10日まで季節の懐石として「たけのこ懐石」を提供。3名からの予約制。敷地内には竹林が広がり、そこで掘った孟宗竹を利用しているとのこと。筍のお刺身や煮物、筍御飯、筍のデザートなど、筍づくしのコースとして好評。5000円（税別）でお風呂はサービスで入浴できる。夏には鮎懐石を予定しているとのこと。
　宿泊、宴会、会食、日帰り温泉として利用できる市街地近郊の山の中のいで湯で、日ごろの疲れを癒してみてほしい。