やまざき手芸店/(あら町)

(2015年1月21日)





手芸用品と楽しいおしゃべりで人気

 創業は昭和29年のやまざき手芸店、現オーナー・牛込やす子さんの先代のお母さまが裁縫好きだったことから、江戸時代から続いていたお米屋さんの隣で開業。戦後間もない頃だったが、近くに洋裁学校が3校あり、手芸が盛んな時代なった。女学生が毎日店内にあふれ、賑やかだったという。「今の若い人はボタンひとつ付けられないで、おばあちゃんが全部するでしょ。もう少し、自分でやったらどうかね」と元気に笑うやす子さんは85歳。
 やす子さんの娘さんと妹さんの女性3人で切り盛りする、笑顔が絶えない明るいお店には、やす子さん達とのおしゃべりを楽しみに通う人も多いという。



編み物、手芸教室

 やまざき手芸店では、編み物教室(月3回、火曜か水曜)と押し絵、木目込み、つるし飾りなど手芸の教室(月2回木曜)を開催している。編み物は生徒さんの技量に合わせて進めていくことができる。かぎ針編み、アフガン編み、棒針編みとあり、初心者の方にはかぎ針編みが挑戦しやすいという。マフラーなら、一生懸命やれば3日間くらいでできるが「何より編み物は根気が大切ですよ」と話す。人生の先輩から手ほどきを受けて、手作りの良さを味わってみてはいかが。


店名・名称 やまざき手芸店
住所 高崎市あら町157
電話 027-322-2395
営業時間
HP
備考