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"ごきげんになるおやつ"はいかが？
はかりうりのおやつ　Gram lump／（足門町）

（2015年4月16日）

水色の秤のマークが目印

　高崎市足門の交差点から西へ80mほど行くと右手にさりげなくたたずむGram lump（グラムランプ）。店の扉を開けると、スコーンやマフィンがぎっしり詰まったショーケースとトレードマークの水色の秤に思わず顔がほころんでしまいます―。オーナーの金子悠里さんが作るおやつの魅力は、「小麦の香りがふわりと香り、外はサックリ、中はしっとりふんわりのさくふわプレーンのスコーン」と「ナッツやドライフルーツはそのまま食べてもおいしいものがたっぷりのアレンジメニュー」。どこか懐かしさも感じる素朴なおやつが大人気で、親子連れやカップル、仕事帰りのOLさん達が次々と店にやってきます。

昔の商店街の雰囲気にあこがれて…

　お店のオープンは2013年11月。手作り菓子の卸をしていたお母さんのおやつで育ったという金子さん。健康を考えたお母さんのおやつは、愛情たっぷり。だからこそ「顔の見えるお店で、安心して食べてもらえるおやつを提供したくて」と話します。モットーは、「自分が納得ゆくものを作り、自分の手で販売すること」。“はかりうり”にしたのは「昔の商店街のような気さくなおしゃべりとともに、品物が売り買いされる風景にあこがれて、そのひとつがこの形なんです」と思いを語ります。
　「雨が止んで良かったですね」「また来てくれたんですね」と語りかける金子さんの言葉に、店内は自然と柔らかい空気に包まれていきます。

日替わりのテイスト８種類

　スコーン５種類とマフィン３種類が日替わりで並ぶGram lump。この日は、スコーンの「さくふわプレーン」「チョコチャンク！」「クランベリークリームチーズ」「メープルナッツ」「マスタードベーコン」が。マフィンは、「ホワイトチョコと塩キャラメル」「クッキー&クリーム ホワイト」「抹茶クリームチーズ」が。「おいしかった。また食べたくなって」「人にあげたくて」というリピーターさんが多いというのもうなずけます。
　「今はレシピを充実させて、より素敵だと思えるお店にする夢の途中経過です」と金子さん。そんなGram lumpの「ごきげんになるスコーンとマフィン」は、一度食べれば「また食べたい」「大切な人と一緒に食べたい」―そんな特別な味になるに違いありません。おうちカフェやドライブのお供にもおすすめ。Gram lumpでぜひ、あなたのお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか？