電気館を地域拠点に/運営は相京さん、志尾さん

(2014年6月5日)

写真を拡大昨年の高崎音楽祭で行われた電気館復活祭

地域活性化センターとして9月に開設

 高崎市が寄贈を受けた柳川町の高崎電気館を、まちなかでの市民活動や文化発信拠点となる「地域活性化センター」として活用するため、高崎市は9月の開設をめざして整備を進めている。
 高崎市は、1階は地域活動の場、2階は映画館として運営する計画で、高崎市議会6月定例会に設置条例をはかる。
 高崎市は5日に運営体制を発表し、地域活性化センター長に、高崎青年会議所でまちなかの活性化に取り組んでいる相京恵さん、2階の映画館長にNPO法人たかさきコミュニティシネマ代表の志尾睦子さんに決まった。
 高崎電気館は、100年前に開館した高崎で最も古い映画館で、閉館後も所有者の広瀬さんが保存してきた。施設内は往時のままで、昨年は高崎音楽祭の期間中、復活を願うイベントが行われた。今年1月に広瀬さんから土地と建物が高崎市に寄贈された。