道の駅「小栗の里」盛況!予想以上の集客

(2014年6月13日)

写真を拡大展示室では小栗公の功績を紹介する企画展も開催。横須賀製鉄所の技術が富岡製糸場に生かされたことも紹介

 高崎市は、12日の高崎市議会一般質問で及川徳信議員の質問に答え、高崎市初の道の駅として4月26日にオープンした「小栗の里」について答えた。
 開店日やゴールデンウィークは、大勢が来客し、売店の野菜は売り切れ、食堂も混雑した。倉渕支所の職員は休日を返上し駐車場の誘導にあたったということだ。
 倉渕支所によれば、来客数は、4月の5日間で2万146人、5月は6万3257人となった。連休の5月3日から6日までの4日間で1万9516人となっている。
 集客効果を倉渕地域全体に波及させることが重要で、地域情報の発信機能の強化が今後、求められる課題となる。支所では、「小栗の里」で新しく生まれた交流を倉渕の地域振興につなげていきたいと考えている。
 新規オープンの話題性で出足は好調となったが、集客を継続していくため、及川議員は、施設名にもなっている幕末の偉人・小栗上野介公や倉渕の観光をPRする必要がある点を指摘した。
 「小栗の里」の中には展示室があり、道祖神や豊田一男画伯の絵画、小栗公を紹介する企画展を実施した。倉渕支所では、倉渕の魅力のガイド役となる人材育成も重要としている。また小栗公を縁に旧倉渕村時代から続く横須賀市との交流も継続、発展させていく。また小栗公の功績となる横須賀製鉄所は富岡製糸場にも関連があり、観光客に関心を持ってもらうきっかけにもなる。