まちなかに林の小道、カブトムシ千匹

(2014年7月22日)

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さやもーるでカブトムシイベント

 まちなかでカブトムシ採集を楽しんでもらうイベント「高カブ」が19日(土)、20日(日)に中部名店街「さやもーる」で行われ、大勢の家族客でにぎわった。
 このカブトムシ採集のイベントは、2001年から行われており、通算で7回目。イベント名を「高カブ」に決めてから4回目となる。
 会場のさやもーる内には林に見立てた木立が並べられ、一日に500匹、2日間で1000匹のカブトムシを木の枝に放った。親子でカブトムシを探し、歓声を上げながら楽しんでいた。採集したカブトムシの力比べをするプロレスや、金魚すくい、手裏剣投げなども行われ、夏休みの幕開けを家族で楽しんでいた。
 1000匹のカブトムシは商店街の後藤正尚さんが中心になって育てたもの。カブトムシを産卵させて育てたり、幼虫を採集したりと、カブトムシ名人の後藤さんのノウハウがこのイベントには欠かせない。後藤さんは「ちょうど今日がサナギから羽化のピークとなった。毎年、たくさんの家族連れが集まってにぎやかになっている」とうれしそうに語っていた。