市役所内で米券をだまし取る

(2014年7月25日)

7月22日に市職員かたり75000円分

 7月22日(火)に高崎市役所内で、市職員をかたる男が市内の米穀店から米券7万5千円相当をだまし取る事件が発生した。
 高崎市が確認した内容によれば、男は「会計課の山下」と名乗り、市内の米穀店に米券の注文を行い、市役所に着いたら携帯電話に連絡がほしいと、携帯電話番号を伝えた。
 米穀店員が市役所の目的階に到着すると、エレベーターホールで待ち伏せしていた男に声をかけられ、米券の受け渡しをエレベーターホールで行った。男は事務室で枚数を確認してくるのでこの場で待ってほしいと言い、事務フロアへ入っていった。
 米穀店員は10分待っても戻って来ないため、会計課職員に「山下」という職員を呼んでほしいと伝えたが、会計課に山下という男はいないと言われた。
 男から電話があった時に、米穀店の電話には「公衆」と表示されていたことから、公衆電話から電話をかけたと考えられる。
 高崎市は、同様の事件が起きないよう、23日に安心ほっとメールと市ホームページで事業者に注意を呼びかけた。
 注意情報は、高崎市から電話で発注する場合は市の代表電話か各課の直通電話から行う。公衆電話や携帯電話からは行わない。商品の受け渡しや確認は事務室内で行う。怪しいと思ったらすぐに警察か高崎市役所に連絡する。