「交通安全ぐるりん」を8日から運行

(2014年8月6日)

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ウィンカーの正しい合図をPR

 群馬県のドライバーは車の進路変更を行う時に 「ウインカーを出すのが遅い、出さない」と言われていることから、高崎市と高崎市交通対策協議会は、正しいウインカーの出し方を市内循環バスぐるりんの車体に広告表示し、8日(金)から運行する。
 バスの車体に特殊なフィルムシートを貼り付ける、いわゆるラッピングバスの方法を使い、ぐるりんの車体の横に、「上州路義理と人情思いやり運転」の標語と、ウィンカーを出す、正しいタイミングの「30メートル前、3秒前」を、ぐんまちゃんや群馬県警のマスコットキャラクターとともに掲示し、ドライバーに安全運転を呼びかける。
 この取り組みは、群馬県警から高崎市に要請があったもので、高崎市は、ぐるりんの都心循環線でこのラッピングバスを運行し、すれ違う車両のドライバーや同乗者、歩行者に交通安全を周知していきたいという。
 ウィンカーを早めに出すと、追突事故の防止にもなり、自身のゆとり運転にもつながるので、高崎市では、この取り組みを交通事故防止につなげていきたいとしている。
 8日の朝に、このぐるりんの出発式を行う。