日本を代表するホールめざす/文化芸術センター

(2014年8月20日)

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10月までに基本設計させ実施設計に

 高崎市は、18日の高崎市議会都市集客施設調査特別委員会に、高崎駅東口で計画を進めている都市集客施設や新体育館の進捗状況を報告した。
 都市集客施設は、東エリアの新音楽ホール=高崎文化芸術センターと、西エリアのビジネスゾーンに分けて計画されており、東エリアが先行して進められている。
 報告によれば、文化芸術センターは、今年度は基本設計が行われており、設計プロポーザル案をもとに、大ホールの舞台形状やスタジオなど諸室の配置、館内での動線、音響反射板などについて検証が進められている。高崎市では、日本を代表するような高性能で多機能なホールをめざして作業を行っている。基本設計を10月をめどに完成させ、実施設計に移っていきたい考え。
 ビジネスゾーンは、高崎駅東口栄町地区市街地再開発事業として整備する。昨年12月に、西エリアの地権者による再開発準備組合を設立し、今年5月に第2回会合を開き、権利変換の考え方について具体的な検討を行った。今後は、基本計画案の作成に向け、施設計画を検討する。また第一種市街地再開発事業、高度利用地区の指定の都市計画決定に向け、作業を進める。
 新体育館については、建設工事に先立ち、隣接している鉄道事業者と工事期間中の路線の保安などについて協議を進めており、協議が終わりしだい、順次、工事作業にとりかかる。工事監理者は設計者の山下設計株式会社と契約した。