北関東4都市連携で自転車イベント

(2014年8月21日)

第1回北関東中核都市連携会議

 北関東3県の中核都市、高崎市、水戸市、前橋市、宇都宮市が連携して広域的な魅力づくりや活性化に取り組む「北関東中核都市連携会議」の第1回会合が、21日に水戸市役所で行われた。
 会合には、高橋靖・水戸市長、山本龍・前橋市長、佐藤栄一・宇都宮市長、富岡賢治・高崎市長が出席し、災害時の相互支援協定を締結するとともに、広域的な観光事業の実施について合意した。
 災害時の相互支援協定は、円滑な救助活動、支援活動を実施するために締結され、原子力災害時の水戸市民受け入れを前橋市、宇都宮市、高崎市で協力することも盛り込まれた。
 4市の広域的な観光取り組みとして、多くの人が参加できる自転車イベントを平成27年度に実施する計画が検討され、これから具体的な取り組みを検討し、次回の会合で決定されることになった。
 また、外国人観光客の誘客を4市連携で広域的に取り組むことにし、国土交通省と北関東三県広域観光推進協議会が実施している海外観光プロモーション事業(ビジットジャパン地方連携事業)への周遊コース組み入れに向け、各市の観光資源などを積極的に提案することを決めた。
 第2会合は、平成27年2月に前橋市で開催される予定で、観光事業の連携と4市を結ぶ公共交通ネットワークと利用促進について協議する。