災害防止緊急点検を終了

(2014年10月9日)

写真を拡大(高崎市提供)

工事など実施し対応進める

 土砂災害などに備え、高崎市が8月末から進めていた緊急点検が9月いっぱいで終了し、市は点検結果を、これまでに公表した。
 対応状況は、対応済箇所32カ所、対応中26カ所、県と協議中15カ所、経過観察47カ所となっている。
 土砂崩れ危険箇所では、人家・集落のある道路沿線の傾斜地・沢筋など311カ所を点検し、対応を要した3カ所は工事済、9カ所を工事中、8カ所を県に依頼。傾斜地にある住宅団地では132カ所を点検し、経過観察43カ所。
 水害危険箇所は212カ所を点検し、対応済み7カ所、県と協議中12カ所、井野川の土砂撤去を9月29日に着手。地下道(アンダーパス)は19カ所で対応済み2か所。
 公園樹木の幹・根の腐食状況は、214公園を点検し、71公園190本を剪定。街路樹は27路線を点検し、9路線59本を剪定、8路線15本を撤去した。
 農業用水では、12水系の55水門を点検し、対応済み5カ所。用水路は6水系51用水路を点検し、対応済み3カ所、対応中6カ所。
 林道は31路線を点検し、対応済み6カ所、対応中11カ所で県と協議中2カ所、経過観察3カ所。
 水道施設では、取水場など78施設を点検し異常はなかった。水道橋・橋梁添架管は36施設を点検し、塗装や被膜財など4カ所を対応済み。
 下水道施設では、水門等11カ所、雨水吐きスクリーン4カ所、マンホール内簡易水位点検22カ所、中継ポンプ場87カ所は異常が無かった。マンホールは約3700カ所を点検し、蓋1カ所、マンホール周辺塗装1カ所について対応済み。