ルネサス高崎ソフトボール部がビックカメラへ移管に

(2014年10月16日)

写真を拡大高崎市役所で行われた北京オリンピック報告会
(2008年9月)

部の存続をはかる。2015年1月1日付

 ルネサスエレクトロニクス株式会社は、ルネサスエレクトロニクス高崎女子ソフトボール部を2015年1月1日付で株式会社ビックカメラに移管することを16日に同社ホームページで発表した。
 発表によれば、現在、同社は、収益の安定を目指した構造改革を実行しており、女子ソフトボール部の活動継続についても慎重に検討を重ねてきた。同社は、女子ソフトボール部を支えてきた地元、ファン、実績を残してきた選手・関係者にとって、部を存続させることが最適であると考え、女子ソフトボール部の継承先となる企業等を探した結果、株式会社ビックカメラへ2015年1月1日付で移管することになった。
 昭和56年(1981)に日立高崎女子ソフトボール部として創部し、日本女子ソフトボールリーグ一部リーグで活躍、オリンピックを始めとする世界大会に日本代表選手を輩出している。今月初めのアジア大会でも同部の選手を主力とした日本代表は、4連覇を成し遂げた。
 ルネサスエレクトロニクス高崎女子ソフトボール部の選手は、上野由岐子投手ら20人。宇津木妙子シニアアドバイザー、宇津木麗華監督。
 高崎市民にとっては、太陽誘電とともに、誇りとしているソフトボールチームとなっており、北京オリンピックで日本代表が金メダルとなった際に市は、上野選手らに高崎市民栄誉賞を贈っている。