5年をかけて浜川運動公園を拡張

(2014年10月16日)

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テニスコート、ソフトボール場、サッカー場

 高崎市は、浜川運動公園の拡張事業を平成27年1月から開始するため、県の事業認定を受ける手続きを進める。16日の高崎市議会建設水道常任委員会で事業概要と当面の予定を示した。
 浜川運動公園は、現在、19・2haで、施設は、浜川競技場(400m×8レーン)、弓道場、浜川プール(屋内温水プール・屋外プール)、浜川体育館(メインアリーナ=バスケット2面、サブアリーナ=バスケット1面)となっている。また体育館南側は御布呂ケ池や広場があり、憩いの場となっている。
 拡張計画は、井野川をはさんだ北側の19・1haで、テニスコート(メインコート1面、一般コート20面)、ソフトボール場4面(85m×85m)、サッカー場2面(130m×90m)となっている。
 拡張後の浜川運動公園は、面積約38・3ha。駐車場は、現在約1000台分で、拡張部分に約700台分を設ける予定。
 拡張する施設へのアクセスは、県道前橋安中線の渋滞や近隣住宅地への配慮から、体育館南側から井野川に架橋し、メインとなる動線を設ける考え。
 工期は平成27年1月から平成32年3月の約5年間。高崎市では工期を段階的に進めていく。
 富岡市長は拡張計画にあたって、テニスコートのメインコートは、高崎が輩出した世界的テニスプレーヤーの清水善造選手のメモリアルコートに位置付けていきたいと考えを示してきている。
 高崎市は、浜川運動公園拡張事業計画を公告し、10月17日から30日までの予定で縦覧した後、11月中旬頃に県の認定を受ける見通しを示している。拡張部分の地権者は102人となっている。
 縦覧場所は高崎市役所11階・都市計画課。