西口通りで初開催に/雷舞フェス

(2014年10月20日)

写真を拡大

まちなかで迫力のパフォーマンス

 第11回「たかさき雷舞(らいぶ)フェスティバル」が19日に開催された。もてなし広場をメイン会場に、高崎駅東口と、今回は初めて高崎駅西口通りを会場とするなど、高崎のまちなかを舞台に迫力いっぱいのパフォーマンスが繰り広げられた。
 このフェスティバルは、全国に広がっている「鳴子(なるこ)踊り」に高崎の特色を取り入れたダンスパフォーマンスで、今回は群馬県内外から40団体が参加し、各会場とも大勢の観客を集めた。初めての会場となった高崎駅西口通りでは、交通規制を行って正午から午後3時までストリートを舞台としたパフォーマンスが行われ、沿道に集まった観客を楽しました。華やかな衣装や息のあった団体演技に、観客から大きな拍手がおくられた。
 園児、小中学生、高校生、地域団体、一般ダンスグループなど参加層は幅広く、雷舞フェスティバルのステージに立つことが、参加団体の目標の一つになっている。関東圏を中心に東北地方からの参加もあり、参加者同士の交流も生まれている。
 雷舞フェスティバルをまちなかの活性化に生かす取り組みも、市内県内の大学生の企画で進められ、運営面でも若者の力が生かされている。来場者に、まちなかの飲食店を紹介するマップは好評だ。また、三つの会場を出演者が移動するため、華やかな衣装がまちなかのにぎわいづくりに相乗効果を与えている。
 実行委員長の金井克智さんは「これまでの夢だった高崎駅前で開催でき、本当にうれしいです。大勢の人が見てくれることで、ますます大きなフェスティバルになると思います」と喜びを語っていた。