児童60人で「佐野のわたし駅」

(2014年10月20日)

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屋根の駅名を佐野小児童で

 上信電鉄の新駅「佐野のわたし駅」のホームに設置する待合用の雨よけ屋根に、児童が駅名を描くイベントが18日に行われ、地元・佐野小の児童約60人が参加した。
 高崎市は、この駅を地域に親しんでもらおうと、今回のイベントを実施した。屋根は長さ6m、幅2.5m。子どもたちが作業をしやすいように、塗装業者によって文字を抜いたパネルが屋根に貼られ、子どもたちがペンキを塗っていくと、次第に文字が完成していく。
 新駅は、12月に開業を予定しており、屋根は下り方向の新幹線から見える場所に設置されることになっている。
 佐野小の飯島校長は「多くの人の思いがこめられた駅になります。心をこめて描いてください」と話し、参加した子ども達も「うまく塗れたと思います」と満足そうな表情だった。子どもたちの作業の様子を見学していた上佐野第一区長の長井さんは「新駅ができるととても便利になり、地元の期待は大きいです」と話していた。