西毛広域幹線道路・高崎西工区に着工

(2014年10月22日)

写真を拡大

箕郷町と榛名町を接続

 西毛広域幹線道路・高崎西工区の着工式が22日に箕郷町の建設現地で行われた。
 西毛広域幹線道路は、群馬県が進めている「7つの交通軸構想」の一つで、前橋市千代田町の国道17号から、高崎市、安中市を経て富岡市の国道254号に至る延長27・8kmの道路。現在、イオンモール高崎店から前橋方向の部分など6・5kmが開通している。
 高崎西工区は、高崎市箕郷町下芝の主要地方道高崎・東吾妻線から下里見町の国道406号に至る延長4・7km。完成すれば、前橋安中線の町屋橋西交差点で発生している渋滞(約280m)の解消につながる。
 着工式で、群馬県の古橋県土整備部長は「西毛広域幹線道路は、地域の暮らしを支え西毛地域の発展につながる」とあいさつ。富岡市長は「群馬地域と榛名地域が結ばれ、地域の発展に大きな効果が期待できる」と着工を祝った。
 高崎西工区は、平成21年度から事業に着手しており、箕郷町地内で用地取得が進められ、今年度は埋蔵文化財発掘調査が行われていたが、調査が終了し、工事着工となった。工区内には、長さ66mの榛名白川橋梁(仮称)、173mの小堀川橋梁(仮称)、181mの烏川橋梁(仮称)が含まれている。