道路補修を月に200カ所

(2014年12月12日)

(写真はイメージです)

「すぐに直してくれる」と市民の声も

 道路維持のために高崎は1カ月に200カ所以上の道路補修を行っている。9日の高崎市議会建設水道常任委員会で、木暮孝夫議員の質問に答え、市が補修件数などを示した。
 高崎市によれば道路の陥没や側溝のコンクリートふた・グレーチング(金属製の格子)のガタツキなど、道路維持のために市が直接補修した箇所だけでも、4月から11月までの8カ月間で1688カ所、1カ月に200カ所以上となっている。舗装の打ち替えは計画的に行っている。
 担当課による道路パトロールや市民からの連絡により補修を実施しており、木暮議員は「市役所に連絡すると、当日や翌日にすぐ直してくれると市民から評判がよい」と評価。道路陥没などを原因する交通事故では、市の管理責任を問われ、自動車が損傷した場合など修繕費の支払いも発生することから、議員は市民から携帯電話で破損した道路の写真を送ってもらい、情報を集める方法について提案した。高崎市は「全国的にはツイッターで住民から情報を集めて成功している事例もある」と答弁。市は、先般、災害危険箇所の総点検を実施したが、日常的な道路パトロールに加え、道路と公園の総点検を実施する考えを示した。