インフルエンザ注意報が発令に

(2014年12月26日)

写真を拡大群馬県感染症発生動向調査情報週報2014年第51週より

 インフルエンザの流行が広がり、12月15日から21日までの患者報告数が注意報の基準値を上回り、群馬県は24日に高崎市など県内8地域にインフルエンザ注意報、藤岡地域にインフルエンザ警報を発令した。
 調査対象となっている、県内98医療機関のインフルエンザ患者の報告数は合計で1506人、定点(1医療機関)当たりのインフルエンザ患者の報告数は、前週の5・7人から15・4人に増加し、警報が発令された藤岡地域では、定点当たりの患者報告数が31人となっている。高崎市の患者報告数は238人、定点当たり15・9人で、前週の5・6人から約3倍に増加した。
 群馬県によれば、今シーズンは、A香港型が検出されているという。