まちを彩った花を無料配布

(2014年12月28日)

光のページェント終わり花鉢を市民に

 高崎駅西口前通りをイルミネーションで楽しませた「光のページェント」が25日で終わり、まちなかを彩った花壇の花鉢を市民の家庭に植えてもらおうと、無料配布会が27日に市立南小学校を会場に行われた。
 光のページェントで使われた花鉢は約4万鉢で、このうち1万鉢を保育園に配布し、残りの3万鉢が市民に無料配布された。配布された花は、パンジー、ビオラ、ハボタン、アリッサムなど10種類ほどで、10鉢ずつ無作為に詰められた3千袋が用意され、受け取りに訪れた市民に、次々に手渡された。受け取った人たちは、袋の中の花鉢を品定めし、うれしそうな表情を見せていた。配布数に余裕があったため、中には家族や近隣同士で訪れてガーデニング用の花鉢を確保していく姿もあった。
 実行委員会の大竹委員長も配布作業に加わり、「イルミネーションは終わりましたが、花鉢はまだ楽しめるので、市民の皆さんに再利用して楽しんでもらいたいと思います」と話していました。