実績訴え2期目へ支援を

(2015年1月12日)

富岡賢治後援会が新春の集い

 富岡賢治市長の後援会・新春の集いが12日に群馬音楽センターで行われ、今春の市長選に向けスタートを切った。
 市政報告で富岡市長は満場の支持者を前に、子育て支援、防災対策、医療・救急、産業振興、中心市街地の活性化など、これまでに取り組んだ政策を述べ、支援を訴えた。  富岡市長は、夜間の小児救急に必要な医師の確保、大雪で崩落した中央銀座アーケードの復興、ルネサス高崎女子ソフトボール部のビックカメラへの橋渡しの経緯など、舞台裏で組んできたことなどにも触れ、高崎のまちづくりへの思いを熱く支持者に語った。子育て支援などでは、急病になった子どもを預ける一時保育の受け入れ施設が不足していることへの対応や深夜の薬局窓口開設など、来年度に予定している事業にも言及し、1期目の手ごたえを着実につかんでいる様子をうかがわせた。
 現在のところ、市長選出馬を表明しているのは、現職の富岡市長だけとなっており、市内全地域の後援会組織に加え、連合、公明党も富岡支持を打ち出している。後援会連合会の高橋会長は「富岡の実績や市政への心意気が市民の評価をいただいている。対立候補が出てきても、圧勝できるように支援をいただきたい」と訴えた。富岡後援会では、3月中旬に選挙事務所を開設し、選挙戦への準備を整えていくとともに、市政報告会を各地域で開催していく方針。