火災139件・救急1万5千件/平成26年

(2015年1月26日)

高崎市等広域消防局まとめ

 高崎市等広域消防局は、平成26年に高崎市内で発生した火災と救急について速報値をまとめた。なお吉井地域は多野藤岡広域消防本部の統計に含まれる。新町地域は高崎市等広域消防局に含む。
 平成26年に高崎市内で発生した火災は139件で、前年よりも16件減少した。平成25年の火災件数が突出して多かったため、前年比較では件数が減少したが、必ずしも年間の発生件数が少ないとは言えない。建物火災が73件で、前年よりも5件減少したが、前年に引き続き、2年連続で70件を上回った。火災による死者は5人で前年よりも5人減少した。
 火災による見積損害額は速報値で2億4470万円。主な火災原因は、たばこが26件、放火7件、放火の疑い11件で合計18件となっている。
 平成26年の救急状況は、出場件数1万5497件、搬送人員1万4436人で、前年に比べ出場件数は677件増加、搬送人員は587人増加した。
 一日の平均出場件数は42・5件で、前年の40・6件から1・9件増加した。時間にして33・9分に1回の割合で救急事案が発生し、市民24・2人に1人が救急隊により医療機関に搬送されたことになる。
 事故種別では、急病9526件(全体の61・5%)、次いで一般負傷2074件(13・4%)、交通1632件(10・5%)と前年と同じ順位になっている。