介護報酬の不正請求で処分

(2015年1月29日)

吉井町の訪問介護施設を指定取り消し

 高崎市は、介護報酬の不正請求を行ったとし、吉井町の訪問介護事業者を指定居宅サービス事業者及び指定介護サービス事業者の指定を平成27年2月1日付で取り消すこととした。
 この事業者は、平成25年から26年にかけ、訪問介護員が勤務していない時間にサービス提供したと虚偽の記録を作成したり、雇用契約を交わしておらず指定訪問介護サービスを提供する資格のない職員がサービス提供したりするなど、750件余りの不正を繰り返し、約205万円を不正に請求、受領していた。また、高崎市に対し、事実と異なる内容の記録を提出し、虚偽の報告を行った。
 高崎市では不正請求し受領した介護給付費を返還させるとともに、金額の4割の加算額を徴収する。