安中総合学園高「トップ・ラバーズ」が優勝

(2015年2月16日)

写真を拡大安中総合学園高校ダンス部「4代目TOP ROBBERS」
写真を拡大受賞者全員で記念写真

第1回タカサキ・ダンス・フェスティバル

 群馬県内外からダンスチームが集まり、トップ・パフォーマンスを競う「タカサキ・ダンス・フェスティバル」が15日に群馬音楽センターで開催され、満場の来場者を楽しませた。
 このダンスフェスティバルは、これまで高崎市と前橋市の連携事業として行われてきたが、今回から高崎市の独自開催となった。第一部は地元高崎のダンスグループが演技を披露、第二部でコンテストが行われた。1月に行われたコンテスト予選では、約60団体が出場し、勝ち抜いた小学生以下の「キッズ部門」9団体、中学生以上の「フリー部門」11団体が、この日の本戦で競った。
 出場者は、大学や高校のダンス部やダンススクールのグループなどジャンルも幅広く、県内外のコンテストで受賞歴を持つ団体が多く、レベルの高いコンテストとなった。3分間ほどの持ち時間の中で物語性あふれる演技を披露し、ヒップホップ・ファッションや幻想的な衣装など、趣向を凝らしたステージで来場者を楽しませた。審査員には日本人で初めてマイケル・ジャクソンのバックダンサーをつとめたユーコ・スミダ・ジャクソンさんらを招いた。
 審査員賞にキッズ部門3団体、フリー部門3団体が選ばれ、最高賞の高崎市長賞は、1年をかけて作品づくりに取り組んできた安中総合学園高校ダンス部の「四代目トップ・ラバーズ」の13人が勝ち取った。代表の生徒は「支えてくれた先生や両親に感謝したいです。勝ちにこだわって練習をしてきました」と、涙をにじませていました。 高崎市の木村副市長は「力強いパフォーマンスでフェスティバルが大成功」と話し、市が高崎駅東口で計画している高崎文化芸術センターでのフェスティバル開催に継続させていく考えを述べた。