DV被害者支援センターを整備

(2015年3月15日)

専用相談電話を設置。支援団体と連携し同行支援

 高崎市は、配偶者暴力相談支援センターを4月1日に開設する。配偶者などからの暴力=DVの相談や自立の総合的な支援を行うため、法や市の基本計画に基づき、設置を行うもの。
 センターには相談専用電話を設け、婦人相談員など専門相談員が対応するほか、DV被害者支援を行っている団体、NPOと連携し、身体の危険が急迫し緊急に保護が必要な場合の対応、行政機関の手続きの同行、見守りを行い、被害者の負担軽減をはかる。
 業務内容は、生活保護や児童手当の支給など被害者の自立促進のための支援を行い関連部局と連携した手続きの一元化、加害者の接近禁止など保護命令制度を利用する時の支援、保護施設の利用に対する支援、警察や県女性相談所と連携し緊急時の安全確保、無料法律相談、NPO・団体と連携した同行支援などとなっている。
 専用相談電話は027・310・0256、月曜から金曜の午前9時から5時(祝日・年末年始を除く)。閉庁時は高崎警察署に連絡する旨を留守番電話で案内する。業務場所は、被害者の安全確保のため非公開となっている。