15日からプレミアム付商品券の受付に

(2015年4月1日)

全店共通でプレミアム率3割、発行総額13億円

 個人消費を喚起し高崎市の商業が活性化させるプレミアム付商品券について、高崎市が販売方法を1日に発表した。
 高崎市が発行するプレミアム付商品券は、500円券26枚綴りの13000円分の商品券を10000円で販売する。プレミアム率30%で、10万セット、13億円を発行する。購入できるのは、平成27年4月1日現在で高崎市に住民登録があり、同日現在で18歳以上の市民。1人3セットまで。
 購入希望者は、4月15日から5月15日まで往復はがきで事前申し込みを行う。希望数が10万セットを超えた場合は抽選。
 商品券は、はがきと引き換えに6月1日から14日まで高崎市役所と支所で販売され、使用期間は平成27年6月5日(金)から12月31日(木)まで。
 プレミアム付商品券は、高崎市内に店舗、事業所を構える全ての業種で使用できるようにする方針で、風営法に定める一部業種は除く。4月1日から11月30日まで、この商品券で買い物ができる店舗を随時募集する。店舗の参加手数料は徴収しない。商品券の換金は市内の金融機関で行う。換金期限は平成28年2月29日(月)。
 往復はがきによるプレミアム付商品券の申し込み方法などは広報高崎4月1日号に詳しく掲載されている。
 プレミアム付商品券は、国の「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用するもの。13億円のうちプレミアム分となる3億円はこの交付金で充当する。プレミアム付商品券は、大型店で使われやすく、個人商店での使用が少ないことが指摘され、大型店と個人商店用を分けて発行する自治体もあるが、利用者側は商品券の種別によって使用できる店舗が限定されているので使いにくい面もある。高崎市は、どの店舗でも使える商品券に一本化した。