市部中心に転入で県人口やや持ち直し

(2015年5月25日)

群馬県移動人口調査

 群馬県がこのほど示した平成27年5月1日付の移動人口調査で、4月中は、太田市、高崎市、前橋市など市部を中心に転入者数が転出者を上回ったため、群馬県の人口は、前月よりも510人回復し、197万1195人となったことが示された。しかし前年同月と比べると6706人減少した。
 出生と死亡の差し引きを見る自然動態は、出生1210人、死亡1818人で608人の減少、転入と転出の差し引きを見る社会動態は、転入9255人、転出8137人で、1118人の増加となった。自然動態と社会動態の合計は510人の増加となった。
 4月の社会動態は2297人の減少となっており、異動の多い年度末、年度初めの転出入の収支は、1179人のマイナスとなった。
 高崎市の人口は、前月に比べ179人多い37万1259人となった。前年同月と比べ、380人増加した。高崎市の自然動態は、出生248人、死亡319人で71人の減少、社会動態は、転入1901人、転出1651人で、250人の増加となった。