エコに取り組む各団体出店 地球環境を考える6月に

(2015年6月8日)

写真を拡大
写真を拡大
写真を拡大

環境フェア2015

 環境フェア2015が6日青空の下、高崎もてなし広場で開催され、エコ活動を行う各団体などが参加し賑わいを見せた。水道局ブースエリアでは、鉢花の配布が先着500名に行われ、「高崎の水の飲み比べ」などには一際、長い列ができていた。高崎の水飲みくらべは、若田浄水場の水(緩速ろ過の水道水)、岩崎浄水場の水(吉井・急速ろ過の水道水)、三ノ倉浄水場の水(倉渕・湧水を使用した水道水)を飲み比べるもの。どの水が一番おいしいかと、市民は舌の上で水を転がすように味わっていた。
 群馬県地球温暖化防止活動推進センターのブースでは、ソーラークッカーを紹介。太陽エネルギーを使って料理のできる道具で、銀マットの中に鍋を入れ、ご飯やスープ、カレー、ケーキなどができる様子を紹介していた。また、高崎市地区婦人会連合会や高崎市くらしの会などは古着や雑貨などのフリーマーケットを出店。リサイクル、リユース、リデュースをPR。マイ箸、マイ食器を持参した人には高崎そだちの野菜を使ったバーニャカウダーがふるまわれ、早々と完売していた。また企業の有志や高崎市環境保健協議会の常任委員が中心となって、ポイ捨て禁止の幟と共に、市街地のゴミ拾い活動を展開した。
 環境フェアは高崎市環境部の主催で毎年6月、環境月間と水道週間に合わせた週末に行われ、有限の資源を大切に、またゴミの削減で地球環境を考えることを広くPRしている。