駐車場は東口線両側に分散型で/高崎文化芸術センター

(2015年6月16日)

写真を拡大高崎駅東口線

県コンベンション計画で競馬場通り線の拡幅も

 高崎市が高崎駅東口で進めている高崎文化芸術センターなど都市集客施設の建設で、市は、周辺の生活環境の悪化を招かないための計画づくりについて、12日の高崎市議会で高橋美奈雄議員の一般質問に答えて述べた。
 高崎市の答弁によれば、高崎文化芸術センターの利用者の出入りは高崎駅東口線からとし、住宅街に利用者の進入がないように計画している。工事中についても同様で、工事関係車両、作業員の出入りも東口線だけとする。
 利用者の駐車場については、東口線の両側に分散型の駐車場を整備し、一カ所への集中を避け、周辺道路の混雑解消をはかる。現在、関係者と協議を行い、配置計画を立てている。歩行者の動線については、高崎駅東口からペデストリアンデッキの延伸を計画している。
 群馬県のコンベンション施設関連の道路対策として懸案になっている東口線からのメインの進入路は都市計画道路として整備を進める。周辺道路の対策として、競馬場通り線の前橋高崎線から環状線までの区間が拡幅される方向で、市は都市計画の変更作業を進めている。高崎市は、できるだけ早い時期に詳細な計画を示せるよう県と協議を進めているとした。