高崎市の事業所と従業者が増加

(2015年7月10日)

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経済センサス速報

総務省は平成26年経済センサスの速報値をこのほど発表した。
 速報値によれば、群馬県の民間企業の事業所数は、9万5584事業所で前回調査された平成24年に比べ、962事業所(1%)減少した。従業者数は91万4489人で前回の調査に比べ3万5949人(4・1%)増加した。
 高崎市の事業所数は1万7855事業所で、前回の調査に比べ46事業所増加した。従業者数は17万4766人で前回の調査に比べ、7895人増加した。
 事業所数は、県内の多くの市町村で減少した。市部では高崎市と伊勢崎市が増加した。従業者は、市部では富岡市を除く各市で増加となった。従業者の増加数が多かったのは前橋市1万613人、高崎市7895人、伊勢崎市5494人、太田市4293人。雇用面では、市部や県東部の工業地域で増加し、景気回復の一面をうかがわせている。中山間部では減少傾向となっているが、まちづくりの取り組み成果をうかがわせる町村もあった。従業者の増加率が最も高かったのは川場村の24・3%で、同村の人口は約3400人で、前回調査よりも従業者が363人増の1855人となっている。