『絵心を形に』夫婦で挑む家創り

(2009年6月)

『絵心を形に』夫婦で挑む家創りオリジナルのリビングボード

『絵心を形に』夫婦で挑む家創り代表取締役・板垣璋さん

株式会社イタガキ建工

 (株)イタガキ建工は「同じ家は二度と造らない」という信念のもと、個人の生活や感性に合わせたオンリーワンの住宅づくりに取り組んでいる。「私達の家造りには、女性の観点を重要視した使い勝手の良さと、創意工夫に充ち溢れたデザインが特徴的です」と話す板垣社長。同社で共に働く妻・幸子さんの意見を積極的に取り入れ、夫婦二人三脚で業務に励んでいる。

 幸子さんは主婦としての意見や視点を活かし、キッチンや洗濯場などをプロデュースする。さらに女性ならではの感性を活かし、住居にもファッション・デザイン性を取り入れる努力を重ねている。「住居もファッションと同じです。わずかな工夫や遊び心で愛着のある仕上がりになります。『絵心のある家造り』を今後も進めていきたいです」と幸子さん。

 市販のクリスタルや写真立てを加工し、カラフルなガラスブロックに埋め込む。それらを門や玄関のドア、階段などに配置することで彩りとアクセントが共存するお手製の装飾品が完成。さらに、学校の階段として使われていたケヤキの木材が、和風モダンの見事な下駄箱へ変貌を遂げる。幸子さんの斬新なアイデアが、板垣社長や職人の技術によって素晴らしい作品を生み出す。「誰しも予算には限度があります。高価な家具や装飾品を購入するのではなく、私達が手作りすることで出費を抑えられると共に、オリジナル性が表現できるのです」と板垣社長。

 親身になった家造りを続けるために、アフターサービスまで徹底している。過去に施工した物件を定期的に訪問し、住み心地を直接聞きながら、不具合がないかを自分の目で確認する。修理の必要性を感じた際には即手配という段取りの良さ。笑顔で歓迎する家主の様子が、築き上げた信頼関係を物語る。まさに「生涯のパートナー」だ。業者としての関わりだけでなく、親しみやすく頼もしい存在でいられることがイタガキ建工の最大の魅力なのだろう。

低予算でプチリフォーム

イタガキ建工ではオーダー家具の製作も受け付けている。存在感のあるリビングボードやダイニングセットなど、メイン家具を変えるだけでも部屋の雰囲気は一変する。イメージを形にしたオリジナル家具の存在が、新たな主役となるだろう。

株式会社イタガキ建工
代表取締役:板垣璋
住所:高崎市柴崎町917-3
TEL:027-352-0816
FAX:027-352-3940
URL:http://www.itagaki-kenkou.com/

高崎商工会議所『商工たかさき』2009年6月号

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