息の合った父子パワーで、提案型企業へ

(2010年1月)

息の合った父子パワーで、提案型企業へ

息の合った父子パワーで、提案型企業へ関口慶也さん、朋克さん

東栄電工株式会社

 

 電気工事を軸に、水道・空調などの設備工事、機械式立体駐車場をはじめとする機械メンテナンスサービス、そして冷暖房の温度むらを解消する天井ファン『エコシルフィ』の群馬県総代理店という4本柱で事業を展開する東栄電工。昨年11月に息子の朋克さんが社長に就任し、父親の慶也さんは会長に就いた。


 「業務のことは社長に任せ、資金面と業界からの目線で会社を見守ることが会長の仕事。役割分担が明快で、いいバランスです」と話す慶也さんは、群馬県電気工事工業組合の代表理事も務めている。


 慶也さんは昭和38年に東栄電工を創業した。高校を卒業して2年ほど勤務した市役所を退職後、自分の力を試すため熱海の電気工事会社で住み込みで働いたことが、この業界に入るきっかけとなった。「考えていることをどんどん実践すること。恥をかいたり、気まずい思いをすることを恐れない勇気と行動力が、中小企業のオーナーには必要」を持論に、精力的に事業を発展させてきた。


 一方の朋克さんは、家業を継ぐという発想のないまま、地元建設会社の営業として7年間勤務した。仕事も遊びもパワフルに取り組み、『とにかく行動する!』という仕事へのスタンスを確立。そして、慶也さんが体調を崩したのを機に家業に入った。「幼い時から家族が力を合わせて事業に取り組む姿を見てきたので、本来の場所に戻ったという感じです」と、当時を振り返る。


 父子の攻めの姿勢と行動力が、同社の着実な成長に拍車をかける。「天井ファン『エコシルフィ』の取扱いをきっかけに、設備工事などの企画設計の段階から、お客様にダイレクトにかかわることができるようになりました。また既存施設への設置も容易なことから、エンドユーザーへのアプローチも多くなってきました。ユーザーのニーズを拾って応えていくことで、提案型技術営業を発展させていきたい」と、父子のビジョンはバッチリ一致している。


ちょっと一言
同社で販売・工事を行う『エコシルフィ』は、天井付近の暖かい空気と床付近の冷たい空気を強制的に対流させ室内の温度むらをなくす天井ファン。冷暖房費が最大で30%節約でき、省エネ効果も高く、事業所や一般住宅などへの導入も進んでいる。


東栄電工株式会社
代表取締役会長 関口慶也
代表取締役社長 関口朋克
住所:高崎市飯塚町1447
電話:027-362-5836


 

高崎商工会議所『商工たかさき』2010年1月号

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