年頭のあいさつ

(2009年1月6日)

高崎市議会議長・柴田正夫

 明けましておめでとうございます。市民の皆様には、輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

 昨年は、「交流と創造〜輝く高崎」目指して第5次総合計画がスタートし、合併後の各地域の特性・特色を生かした新しい街づくりに取り組み、着実に発展した一年であったと思っています。中央小学校及び新町第一小学校の校舎改築竣工、新町図書館及び新町福祉作業所開所、高崎駅東口ペデストリアンデッキ(Aデッキ)開通、国道17号高松立体交差の完成開通などのハード面と都市緑化ぐんまフェアの開催を始めとする各種のイベント実施などソフト面の充実で新しい高崎が目に見える姿かたちとして現れました。

 本年の主な事業としては、医療保健センター(仮称)・新図書館の建設工事が着工となる予定であり、現在建設中の国立病院機構高崎病院の新病棟が十月頃にはオープン、中尾中学校の増改築工事は夏休みには始まります。各地域でも様々な事業展開が予定されています。

 倉渕地域では上原ふるさと住宅の建築整備を継続して取り組む予定であり、榛名地域では榛名地域福祉会館の基本設計、箕郷地域では箕郷第一保育園が十二月に竣工、箕輪城跡整備では基本設計の完成を目指し、群馬地域では桜山小学校の四月開校、北谷遺跡の保存整備計画策定準備など、新町地域では新町市営住宅建替事業の継続実施や新町第一小学校屋内体育館改築などであります。

 また、高崎駅東口周辺では国道354バイパス工事が本格化し、駅ペデストリアンデッキの整備と併せ、関越自動車道や北関東自動車道と直結したスマートインターチェンジの整備など高速交通網を活かす取り組みも始まります。

 私たちの身近な問題として、青少年への虐待、いじめや暴力、高齢者などを狙った振り込め詐欺事件等が頻繁に発生し、治安の悪化が懸念されています。昨年秋以降の世界的な経済・金融危機による急激な景気低迷は、企業業績、雇用の悪化を招いています。

 このような不安の多い社会経済状況の中、安心、安全で明るく、豊かな市民生活が送れる高崎のまちづくりは、市民の願いであり大きな目標であります。その実現に向かって、積極的な事業展開が必要と考えています。

 市の意志決定をする議会は、議事機関として簡素で効率的な行財政基盤の充実強化に努めてまいりました。また、多種多様な行政のチェックを行うため、議員一人ひとりの能力アップに力を注ぎ、市民福祉の向上を目指した街づくりに取り組んでまいりました。本年も引き続き、人が元気・人が輝くまち 高崎の着実な進展を図るための努力を続けてまいります。

 市民の皆様にとって、幸多き年となりますよう心からお祈り申し上げ、年頭のあいさつとさせていただきます。

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