総生産額県内1位の1兆3192億円

(2009年1月日)

十八年度市町村民経済計算 第二次産業に伸び・第三次産業が堅調を維持

 群馬県は平成十八年度市町村民経済計算結果をこのほどまとめた。県内総生産は名目で7兆6412億円、名目経済成長率はプラス1・3%。高崎市総生産額県内1位の1兆3192億円で前年度よりも4・4%増加した。一人当たり市町村民所得は県内3位で、346万3千円(前年比2・1%増)。高崎市の数値に旧榛名町を含む。

 十八年度市町村内総生産額は、高崎市1兆3192億円(前年度比4・4%増)、前橋市1兆1384億円(0・1%減)、太田市1兆1217億円(6・4%増)。高崎市は十七年度は対前年度比でマイナスだったが、増加に転じた。これまで1兆2千億円台で推移し、1兆3千億円を初めて超えた。38市町村中、23市町村で前年度を上回り、15市町村で前年度を下回った。市部で最も伸びたのが安中市2487億円(9・9%増)。

 市町村民所得総額は県計で6兆6610億円(2・7%増)。高崎市1兆1809億円(2・4%増)、前橋市1兆1333億円(4・9%増)、太田市7550億円(0・2%減)。28市町村で前年度を上回り、10市町村で前年度を下回った。市部で最も伸びたのはみどり市1577億円(17・1%増)、安中市2590億円(13・2%増)。

 一人当たり市町村民所得は、県平均で329万9千円(2・9%増)。市町村民所得は、雇用者報酬、財産所得、企業所得を含み、個人の所得水準を表すものではない。市町村別では明和町581万2千円(21・4%減)。安中市412万7千円(13・9%増)。前橋市356万円(5・0%増)。太田市353万9千円(0・2%減)。大泉町352万7千円(4・4%減)。高崎市346万4千円(2・1%増)。玉村町339万6千円(6・5%増)。31市町村で前年度を上回り、7市町村で前年度を下回った。

 広域市町村圏別にみると、6広域市町村圏で増加し、4広域市町村圏で減少した。高崎市等広域圏は1兆5679億円(5・2%増)で、増加率が最も大きかった。東毛広域圏は1兆9375億円、前橋広域圏は1兆1792億円。

 高崎市等広域圏を産業別に見ると、第一次産業は137億円(5・2%減)、第二次産業は5414億円(15・9%増)、第三次産業は1兆799億円(0・5%増)。

 第一次産業は前橋広域圏が県内トップで225億円(3・4%減)、第二次産業は東毛広域圏1兆505億円、第三次産業は高崎市等広域圏。第二次産業は、10広域圏中、8広域市町村圏で増加し好調を示したが、第三次産業は7広域市町村圏で減少し低調となった。

 広域市町村圏別市町村民所得は、高崎市等広域圏1兆4398億円(4・2%増)、東毛広域圏1兆3974億円(2・4%減)、前橋広域圏1兆1979億円(5%増)。

総生産額県内1位の1兆3192億円

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