訓練の成果を披露/高崎市消防隊秋季点検

(2009年10月20日)

訓練の成果を披露/高崎市消防隊秋季点検ポンプ車訓練

 高崎市消防隊は、十八日に下豊岡運動広場で秋季点検を行った。合併した吉井地域からも消防団が参加し、消防局、全市消防団、女性防火クラブの975人が訓練に集まった。今回は初めての試みとして各地域のラッパ隊が行進曲の演奏をつとめた。

 小隊訓練、消防ポンプ訓練などが行われ日頃の訓練の成果を披露した。見学に訪れた市民は消防隊の統率のとれた動きに拍手をおくっていた。

 天田尚二郎消防団長は「吉井町と合併し、消防団の新しい歴史が始まった。市民に信頼される消防団を築きたい」、秋本進消防局長は「いついかなる災害が起こっても迅速に対応できるように精進したい」と決意を述べた。

 松浦市長は講評で「日頃の訓練の成果が発揮され、いかなる災害にも迅速に対応できると確信した。高崎市が安全でやすらぎのあるまちになるよう、消防力の強化をはかっていきたい」と述べた。

 来賓祝辞で高崎市議会の田中治男議長は「市民のために一層活躍してほしい」、大沢正明知事は「任務を遂行し住民の期待に応えてほしい」と話した。福田康夫元総理は「皆様の苦労が市民の安心安全につながる。心技一体の成果を存分に発揮していただきたい」、富岡由起夫参議は「これからも市民の安心安全のために尽力してほしい」とあいさつした。また橋爪洋介県議は「皆さんが職務を遂行しやすい環境づくりに取り組みたい」と消防行政の推進を約した。また高崎警察署の糸井義一署長は「警察と消防の連携強化をはかり市民が安心して生活できるよう努めたい」と話した。

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