「社会の一員として義務と責任」/高崎市成人式

(2010年1月11日)

「社会の一員として義務と責任」/高崎市成人式和太鼓演奏をした新成人代表

 一月十日に高崎市成人式が行われた。高崎市の新成人は4012人で男性2174人、女性1838人。高崎地域の新成人は2831人で男性1564人、女性1267人。

 各地域ごとに実施され、高崎地域は群馬音楽センターで行った。高崎市の成人式は、毎年、各中学校区の新成人の代表が企画委員となり、創意工夫をこらして手作りで成人式を運営している。今年は六十三人が企画委員となった。

 新成人代表の力強い和太鼓演奏で、成人式が幕を開けた。松浦市長は「高崎市内七カ所で成人式が行われている。あすの高崎市を担うのはみなさんだ。長い人生の中では、つらい時や大変な時があるが、応援してくれる人がいる。力強く乗り越えてほしい。いっしょに力を合わせて活力あふれる元気な高崎市を築いていこう」と励ましの言葉を述べた。高崎市議会の田中治男議長は「成人式を機に知性、感性を磨き社会に貢献してほしい」と期待した。

 新成人を代表して、企画委員長の道下一樹さんは「企画委員が二カ月間練習し、和太鼓を練習した。手にまめをつくり、筋肉痛で腕が上がらなくなったが、頼政太鼓の指導で仲間が協力し、一つのものを作り上げた。成人し、我々にはたくさんの権利が与えられ、たくさんのことができるようになる。同時に社会の一員として多くの義務や責任を負う。我々が一人前の社会人として判断を行い、社会を築く力があると期待されている。二十年間我々を支えてくれた先生、仲間達、生み育ててくれた両親、この会場で一緒に成人式を迎えた皆さんに心から感謝したい」と誓いの言葉を語った。

 式典と抽選会などのアトラクションをわけた二部構成とし、成人式の厳粛さを重視した内容となった。近年は、飲酒者が式典の進行を妨げることが何度かあり、客席前方のオーケストラピットの部分を立ち入り禁止にし、客席からステージに上がれないようにしていた。今年は参加者も落ち着いており、式の進行もスムーズだった。

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