上野三碑や富岡製糸/上信線沿線の活性化を

(2010年3月4日)

上野三碑や富岡製糸/上信線沿線の活性化を上信電鉄 999号

 高崎市議会一般質問で、堀越義晴議員の質問に答え、高崎市は上信電鉄に対する支援について考えを述べた。

 吉井町との合併によって、上信電鉄20駅のうち、9駅が高崎市の所在することになった。上信電鉄の輸送人員は、昭和40年の年間815万人をピークに減少し、現在は220万人台まで落ち込み、ピーク時の4分の1程度になっている。

 上信電鉄の鉄路維持と安全確保を目的に、県と沿線5市町村(高崎市、富岡市、甘楽町、下仁田町、南牧村)は、平成11年度から20年度までの第一次支援計画に続き、21年度から25年度までの第二次支援計画を実施している。計画では、5年間で15億2400万円を支援する。平成22年度の支援総額は約3億円。このうち高崎市の支援額は6744万円で沿線5市町村による支援額の45%ほどを占める。

 上信電鉄活性化のため、昨年から実行委員が中心となり、アニメ「銀河鉄道999」を車両に描いた999号を運行させるなど、イベントなども取り組まれてきている。999号は、3年間の事業で来年に終了してしまう。

 上信線沿線に建郡1300年記念の多胡碑、山ノ上碑、金井沢碑の上野三碑があり、歴史と自然を組み合わせた観光が重要と、高崎市では考えている。また市では、西上州観光連盟による連携で上信線沿線の連携を深め、富岡製糸場なども活用し、新たな観光振興がはかれると期待している。

高崎の都市戦略 最新記事

勝ち残る専門店

グラスメイツ
グラスメイツ
メガネ店の店員も買いに来るメガネ専門店
辰巳
辰巳
印傳と陶器の専門店/県外からもお客様
有限会社三洋堂
有限会社三洋堂
パソコン全盛時代に書道のおもしろさを伝える

すべての記事を見る